化学調味料とは、食品添加物の一種となります。その食品添加物は、大きく分けて指定添加物と既存添加物の2種類があります。
指定添加物は、厚生省が安全を確認し指定した添加物です。これは化学的に人間が生みだしたものです。
一方、既存添加物は昔から使用されてきたもので、天然添加物として決められたものです。他に、天然香料や一般飲食添加物があります。
化学調味料とは、料理のうま味を引き出す元として作り出されたものですが、成分はグルタミン酸やイノシン酸、グアニル酸などがあります。これらは人工的に作り出された指定添加物の部類のものです。
私たちに身近な商品でいうと、“味の素”が当てはまると思います。
化学調味料を摂取しすぎると胎児に影響を与えたり、味覚障害を起こしたり、成長ホルモンに悪影響を与える等、身体に害を及ぼすと言われています。ただ、これは行き過ぎた過剰摂取の場合のようで、通常の食生活で使用する分には問題ないとされています。
また、製法の研究も進み、現在では天然原料を使用した方法で製造されるようになったので“化学”という言葉が適切でないとされ、最近では“うま味調味料”と呼び名を変えてきています。
しかし、化学調味料という言葉が浸透しすぎているようで、今でも多くの場所で化学調味料と表記されているようです。その他、加工食品の原材料名として、“調味料(アミノ酸等)”と書かれているものも多いようです。
化学調味料という言葉は、NHKが“味の素”が商標であるために放送で使用を避けるために使われたのが始まりと言われています。
普通の摂取量であれば問題ないと言われても、“化学”という言葉には敏感に反応してしまう自分がいるのはなぜでしょう。日本語って難しいですね。